詩篇55篇〜二宮尊徳

 この季節は紫陽花が美しい季節です。ふとお天気ニュースで小田原城の紫陽花が見頃らしいと聞いて、久しぶりの丸一日の休暇を取って、洋子とともに小田原城を初めて見学しました。確かに美しいお花を見ることができました。
 その後、雨が降る中で、小田原駅と反対方向に迷い出たら、二宮尊徳を祭る報徳神社に突き当たりました。
 その入り口に、二宮尊徳に関して、「内村鑑三が『代表的日本人の一人と評した』と紹介されている」のを見て嬉しくなりました。二宮尊徳を紹介するのにわが母校の代表的クリスチャンの名を持ち出されること自体大変名誉なことです。 “詩篇55篇〜二宮尊徳” の続きを読む

ローマ人への手紙15章1〜13節「希望の神がすべての喜びと平安で満たす」

2025年6月8日

ローマ人への手紙15章1–13私訳と関連聖句

「希望」こそ人に生きる気力を与えます。そして私たちは、「一つの希望にあずかるように招かれた」(エペソ4:4協会共同訳) と言われます。「一つの希望」が何であるかを私たちは本当に理解しているかが問われます。 “ローマ人への手紙15章1〜13節「希望の神がすべての喜びと平安で満たす」” の続きを読む

詩篇54篇〜天才はなぜ生まれるか

 友人の紹介で「天才はなぜ生まれるか」(正高信男著 ちくま書房)という本を買って読んでいますが、その表題の以下のことばに感動しました。この著者は「認知神経科学」の学者です。
 僭越ながら、最近、僕がいろんなところでお話ししていることと同じ趣旨のことが簡潔に、明快に書いてあったので、とっても嬉しくなりました。 “詩篇54篇〜天才はなぜ生まれるか” の続きを読む

詩篇53篇〜メルケル元首相自伝

先日ご案内のように ドイツで16年間 首相を務めたアンゲラ・メルケルさんがご自身の自伝の翻訳出版に合わせて来日されました。「自由」という名の自伝を出版することは、首相退任の前から、次の使命として考えておられたようです。序文に次のように書いてあります “詩篇53篇〜メルケル元首相自伝” の続きを読む

創世記11章27節~17章「信仰の父アブラハムを召し、育てた神」

2025年6月1日

しばしば日本では、一神教信仰が争いの原因になっているかのように紹介されることがありますが、ユダヤ教もイスラム教も私たちの信仰も、すべて一人のアブラハムから始まっています。イスラム教の開祖マホメット自身も、あくまでも「アブラハムに最も近い者、彼のあとに従った者」(コーラン3:67) として紹介されます。ですから、アブラハムの信仰の原点に立ち返ることこそ、世界の和解の鍵になるとも言えましょう。 “創世記11章27節~17章「信仰の父アブラハムを召し、育てた神」” の続きを読む

詩篇51篇〜イスラエルの過剰防衛と反ユダヤ主義

 先週金曜日にお伝えしたことですが、「パレスチナ解放」と叫んで、親パレスチナの男が、ワシントンDCにあるイスラエル大使館を襲い、若い男女の職員を殺害しましたが、そのお二人のヤロン・リシュチンスキーさんとサラさんは、二つの面で私たちと非常に近しい人でした。
 彼らは、イエスを救い主と信じるようになった回心したユダヤ人でした。男性の方は日本語と日本に大変興味があり、ヘブライ大学で東アジアについて学び、関西大学に交換留学する予定でした。けれどもコロナで行けなくなり、DCのイスラエル大使館で勤務していました。 “詩篇51篇〜イスラエルの過剰防衛と反ユダヤ主義” の続きを読む

ローマ14章13〜23節「ユダヤ人と異邦人からなる神の国」

2025年5月25日

ローマ人への手紙14章13–23私訳と関連聖句

ローマ書は「手紙」として記されています。手紙は相手の状況を聞いた上で書かれていますが、それを読むのは、あなたが誰かと誰かの電話の会話の一方だけを聞くようなものです。ですからローマ人への手紙を正しく解釈したいなら、当時のローマの状況を調べることはとっても大切です。 “ローマ14章13〜23節「ユダヤ人と異邦人からなる神の国」” の続きを読む

詩篇49篇「人は……滅びうせる獣に等しい」〜「子育て神話」からの卒業

 一昨日(火曜、5月20日)、ジュディス・リッチ・ハリスの「子育ての大誤解ー重要なのは親じゃない」(2017年 早川書房 上下巻)という本をご紹介しました。
 この本は出版当時から、「子育ての大切さを軽視するとんでもない本」という評価と、「これによって本当に気が楽になった」と、心からの感謝を訴える両極端に分かれる評価が生まれた言われております。 “詩篇49篇「人は……滅びうせる獣に等しい」〜「子育て神話」からの卒業” の続きを読む