詩篇48篇「聖徒の交わり」〜「子育て神話」からの卒業

 最近、ジュディス・リッチ・ハリスの「子育ての大誤解ー重要なのは親じゃない」(2017年 早川書房 上下巻)という本を友人から紹介され、今までの子育てに関する教えの誤解を自分なりに正すことができて感動しています。
 それは今まで「子育て神話」のようなものに違和感を覚えていたことが、明確に、その誤解の理由が明らかになったという意味です。 “詩篇48篇「聖徒の交わり」〜「子育て神話」からの卒業” の続きを読む

詩篇47篇〜ウクライナとロシアの停戦協議

 ロシアのウクライナ侵攻から約三年が経って、今ようやくとウクライナとロシアの停戦協議が始まろうとしています。
 今回は具体的な進展はないというのが一般的な見方ですが、双方の主張の隔たりが世界中にアピールされること自体に大きな意味があります。
 停戦のためにはどこかで妥協する必要があるのは確かですが、それぞれの国の指導者は最高の決着を唱えて、自国民の戦意を高揚し続けていましたので、それは当面諦めざるを得ないということが、それぞれの国で納得できるための時間が必要だからです。 “詩篇47篇〜ウクライナとロシアの停戦協議” の続きを読む

詩篇46篇〜ハラリ「情報の人類史」

 今、イスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の新刊「ネクサスー情報の人類史」を読んでいます。
 そこで、「不可謬という幻想」などという章を中心として、「聖書を誤りのない神のことば」と信じるユダヤ・キリスト教の伝統に大きな疑問が投げかけられています。 “詩篇46篇〜ハラリ「情報の人類史」” の続きを読む

ローマ14章1〜12節「立場の弱い人を受け入れなさい」

2025年5月11日

ローマ人への手紙14章1–12私訳と関連聖句

先日のメッセージでアウグスティヌス (354年~430年) の回心において、「ですから、昼にふさわしい歩み方(昼らしい、品位ある生き方)をしようではありませんか。遊興や酩酊ではなく、また、淫乱や好色でもなく、争いやねたみでもない生き方を。むしろ、主イエス・キリストを着なさい。そして欲望を満たそうなどと、肉の計らいをしてはなりません」(13:13、14) とのみことばが決定的な意味を持ったという話しをしました。 “ローマ14章1〜12節「立場の弱い人を受け入れなさい」” の続きを読む

創世記1章1節~2章3節「神のかたちとして、神の神殿なる世界を治める」

2025年5月4日

人生には、「あれさえ起きなければ、違った展開になったはず……」と思えるようなことが次々と起きますが、聖書にはこの世界の始まりと目的地の両方が記され、私たちの心の目を近視眼的な視点から解放してくれます。 “創世記1章1節~2章3節「神のかたちとして、神の神殿なる世界を治める」” の続きを読む

詩篇42篇〜詩篇の祈りの意味

 今日から五回にわたる金曜日の夜7時から9時に という上野の神学校で、旧約聖書の詩篇の講義をさせていただきます。
 そこに参加する多くの方々は、日中に仕事をしながら、夜の時間に聖書を学び、それを教会での働きに生かしたいと思っておられる方々です。
 毎回、10名から20名ぐらいの方々が教室に来られますが、海外からインターネットで参加される方々もかなり多くいらっしゃいます。 “詩篇42篇〜詩篇の祈りの意味” の続きを読む