マタイ1章1〜25節「インマヌエルと呼ばれる方による平和の実現」

2024年12月22日

「約束」という漢字には、糸を引き締めた目印を付け、木を束ねて縛るという意味が込められています。つまり、「約束」には互いを束縛する取り決めを忘れないようにするという意味があるのです。 “マタイ1章1〜25節「インマヌエルと呼ばれる方による平和の実現」” の続きを読む

詩篇8篇〜人とは何者なのでしょう

「万軍の主」は、ダビデを「羊の群れを追う牧場からとり……イスラエルの君主とし」(Ⅰ歴代誌17:7) たばかりか、その王家は永遠に続くと約束されました。
 それを聞いた彼は、神に向かい、「私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので……ここまで私を導いてくださったのですか……この私はあなたの御目には取るに足りない者でしたのに……あなたは私を、高い者として見ておられます」(Ⅰ歴代誌17:16、17) と感謝の祈りをささげました。
 これこそ、詩篇8篇が記された背景です。 “詩篇8篇〜人とは何者なのでしょう” の続きを読む

ローマ人への手紙10章14節~21節「イスラエルの神が全世界の王となる」

2024年12月15日

ローマ人への手紙9章30–10章13節 私訳

パウロがこの手紙を書いたときの「聖書」とは、旧約聖書しかありませんでした。そこではイスラエルの民が神の民の共同体として整えられるための律法がありました。特に当時は、「安息日を守る」ことや食物律法を守ること、また様々な「汚れ」から「清められる」ための手続きが何よりも大切にされました。 “ローマ人への手紙10章14節~21節「イスラエルの神が全世界の王となる」” の続きを読む

イザヤ52、53章〜飼い葉桶の傍らに・ドイツの最高のクリスマスの讃美歌

 今日の朝の祈祷会で、皆が口々に、世界各地での戦争や各国内の争いのことが話題にして、ともにお祈りしていました。
 私たちは「神の御腕」、つまり、神のみわざが見えないと思いますが、預言者イザヤは、神のご支配は 貧しい姿を取る救い主に現れたと語ります。以下のイザヤ52章7節、イザヤ53章1–4節です(私訳)。 “イザヤ52、53章〜飼い葉桶の傍らに・ドイツの最高のクリスマスの讃美歌” の続きを読む

詩篇4篇〜「苦しみのときのゆとり」 アサド政権の崩壊

 先日の聖日礼拝でエレミヤ書38–41章の箇所から、国の支配者は誰よりも自国民を恐れているという話しをしたら、まさにシリアでそれを象徴することが起きました。首都のダマスカスとは、聖書で「ダマスコ」と呼ばれる町と同じです。3000年前から戦争が日常の世界です。
 今回、アサド政権の崩壊で、多くの牢獄に入れられていた人々が解放されました。反政府的な発言をしたというだけで捉えられ、拷問を受けていた人々です。
 本当に感謝なことです。ドイツのニュースではそのことに注目が集まっていました。それとドイツに百万人近く住んでいるシリア難民のことも話題になっていました。 “詩篇4篇〜「苦しみのときのゆとり」 アサド政権の崩壊” の続きを読む

エレミヤ38~41章「内部から崩壊したイスラエル王国」

2024年12月8日

ダビデ王国の地上的な滅亡の過程 年表

「国家とは、他国からの核攻撃や侵略では決して滅びない。むしろ国は、内側から滅びる」と言われます。ローマ帝国や中国の帝国が内側の腐敗によって滅亡したとしばしば描かれますが、人間の目には驚くほど小さな国ですら、滅ぶときは「内側から滅びている」ことが今回の箇所で明らかになります。それは、すべての共同体、組織に適用できる原則です。 “エレミヤ38~41章「内部から崩壊したイスラエル王国」” の続きを読む

詩篇3篇〜不眠と安眠 賛美「あなたの愛で」

 二週間ほど前ですが、喉と目の痛みで眠られないことが何日か続きました。自分の咳が止まらず、一瞬、呼吸困難に陥りました。
 今は回復していますが(まだ声が出にくいですが)、改めて、ゆっくりと眠られることの幸いを覚えさせられました。 “詩篇3篇〜不眠と安眠 賛美「あなたの愛で」” の続きを読む

ダビデ王国の地上的な滅亡の過程

  • BC(キリスト以前)1004年 ダビデのエルサレム遷都
  • BC960年 ソロモンによるエルサレム神殿の完成
  • BC931年 王国が北王国イスラエルと南王国ユダ(エルサレム王国)に分裂
  • BC723年 アッシリアが北王国イスラエル(サマリア)を滅ぼす
  • BC701年 エルサレムの王ヒゼキヤ、アッシリア軍を撃退(預言者イザヤの活躍)
  • BC697–642 ヒゼキヤの子マナセの支配 アッシリアに服属 神殿を汚す
  • BC622年 ヨシヤ王の信仰復興運動(神殿内で律法の『申命記?』 が発見される)
  • BC609年 ヨシヤ王エジプトの王ファラオ・ネコの北進を妨害、 討ち死にする
  • BC609年 ヨシヤの子エホアハズ三カ月の支配でエジプトに捕囚
  • BC609年 エホヤキム王がエルサレムでエジプトの傀儡政権として即位(11年間)
  • BC605年 バビロン軍がユーフラテス河畔のカルケミッシュの戦いでエジプトに勝利
    エホヤキム エレミヤの預言の巻物を切り刻み暖炉の火で燃やす
    バビロンの王ネブカドネシァルがエルサレムを攻撃 第一次バビロン捕囚
    (少年ダニエルと三人の友がバビロンで英才教育を受ける)
  • BC598年 エホヤキムがエルサレムでバビロンへの反抗を試み、惨めに死ぬ
  • BC597年 エホヤキン(エコンヤ)と有力者1万人バビロン捕囚
    (祭司エゼキエルも捕囚となるが五年目にバビロンのテル・アビブで啓示を受ける)
  • BC597年 ゼデキヤ王がエルサレムでバビロンの傀儡政権として即位(11年間)
  • BC589年 ゼデキヤ王がバビロン王ネブカドネツァルに反逆 エルサレム包囲開始(三年間)
  • BC588年 エジプトの北進を受けてバビロン軍が一時的にエルサレムから退却
    (ゼデキヤがヘブル人の奴隷解放を契約しながら、これを見て契約撤回)
  • BC586年 第四の月 エルサレムの飢饉、ゼデキヤ王は逃亡するも捕獲される
  • BC586年 第五の月(7、8月頃) エルサレム神殿トエルサレム全市が火で焼かれる
  • BC585年? 第七の月 総督ゲダルヤがイシュマエルによって暗殺 ユダヤ人の内紛が続く
  • BC537年 ペルシア王キュロスがバビロンを滅ぼし、ユダヤ人のエルサレム帰還を許す
  • BC516年 ゼルバベルの指導下でエルサレム神殿(第二神殿)の再建工事が完了
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