疑い深いトマスの信仰告白〜ヨハネ20章24–29節

復活の主を賛美します。

十二弟子の一人のトマスは、しばしば、「疑い深いトマス」と言われます。しかし、ヨハネ福音書が描くトマスの三回の記事に共通するのは、彼は自分の疑問を真っ向からイエス様や弟子たちにぶつけて、イエス様から信仰の神髄を引き出す、最高の導き手、パイオニア的な信仰者でもあります。詩篇の中には、主に対する自分の疑いや不安を正直に祈ることばが満ちています。疑いの告白から、真の賛美が生まれています。 “疑い深いトマスの信仰告白〜ヨハネ20章24–29節” の続きを読む

マタイ27章1〜14節「建前の信仰ではなく、本音の信頼によって」

2023年4月16日

私たちの信仰はときに、「建前」のようなドグマに支配され、本音を言えなくなってしまうことがないでしょうか。かつての太平洋戦争を導いた東條英機首相は、「戦争が終わるということは……われわれが勝つということだ……天皇陛下は神であって、天皇陛下に帰一していれば、国体の輝くこの国は負けるわけがない。戦っていまだかつて負けたことのない国なのだから」と語っていたとのことです。 “マタイ27章1〜14節「建前の信仰ではなく、本音の信頼によって」” の続きを読む

イザヤ40章「主を待ち望む者は、新しく力を得る」

2023年4月9日

本日は私たちの主イエスの復活を祝う日、死の力を砕かれた新しい世界の誕生の日です。ヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」は、聖書のみことばだけを何の解説もなしに歌いながら「救い主」の意味を伝えています。 “イザヤ40章「主を待ち望む者は、新しく力を得る」” の続きを読む

最悪の苦しみと嘲りの中に現された主の栄光

2023年4月7日(聖金曜日)
受苦日音楽礼拝でのショートメッセージ

今回の受苦日礼拝では、ヨハネ受難曲で用いられている合唱曲を何曲か歌っています。ヨハネ受難曲の最初の合唱曲の歌詞は、ヨハネが描いたイエスの十字架の意味を簡潔に描いています “最悪の苦しみと嘲りの中に現された主の栄光” の続きを読む

多くの者を義に導いた者は、 世々限りなく、星のようになる

立川チャペル便り「ぶどうぱん」2023年イースター号より

二十歳近くも若い者が辻岡健象先生の思い出を語るのは恐れ多いことですが、先生の生き方を一言でまとめれば、「私心のない人」と言えましょう。いつもご自分の都合は後回しにして、目の前の人の必要に柔軟に対応し、寄り添う生き方を貫いて来られました。 “多くの者を義に導いた者は、 世々限りなく、星のようになる” の続きを読む

映画「生きる living」—— 自分の心と目に聞く歩み〜伝道者11:9

大昔に流行った黒澤明監督の「生きる」をリメークした英国映画が上映されています。ノーベル賞作家の日系英国人カズオ・イシグロさんの脚本による映画です。余命半年を宣告された市役所勤務の紳士が、本当に意味で「生きる喜び」を再発見するというドラマです。基本的なあらすじは黒澤明監督と同じと言われます。 “映画「生きる living」—— 自分の心と目に聞く歩み〜伝道者11:9” の続きを読む

イザヤ38、39章「バビロン捕囚への道を開いた王ヒゼキヤ」

2023年4月2日

ヒゼキヤ王は聖書で、「彼はイスラエルの神、主 (ヤハウェ) に信頼していた。彼の後にも前にも、ユダの王たちの中で、彼ほどの者はだれもいなかった」(Ⅱ列王18:5) と模範的な王のように描かれます。 “イザヤ38、39章「バビロン捕囚への道を開いた王ヒゼキヤ」” の続きを読む