旧ソビエト連邦の最後の指導者ゴルバチョフ氏が亡くなられました。彼の奥様もお母様もウクライナ出身者で、今回のロシアのウクライナ侵攻に誰よりも心を痛めながら亡くなられたと報じられています。彼は西側諸国では尊敬されていますが、実は、誰よりも熱く共産主義の指導者レーニンを尊敬していたようです。レーニンが抱いた理想社会にソ連を近づけようとして、それまでの独裁的な共産党支配のあり方を正そうとしていました。スターリンが築いた体制が本来の共産主義の理想からかけ離れていることに心を痛め、改革開放路線を進めました。 “ヴィジョンの共有の大切さと地に足の着いた歩み〜箴言29章18節” の続きを読む
ウクライナ——人間の奴隷とならないための戦い
先日、以下のNHKの報道特集で、日本の高校生の平和を広げるための取り組みが紹介され、そこにウクライナの学生も招かれていました。 でご覧いただけます。 “ウクライナ——人間の奴隷とならないための戦い” の続きを読む
戦いと平和の77年間〜詩篇47篇
三日前の8月16日の投稿で、米国は20年に一度、武器の在庫一掃セールのように、直接的な戦争から、戦争国への援助などをしていると言っていた友人の話をご紹介しました。すると、ある方が、「アメリカ合衆国が関与した戦争一覧」という表をご紹介くださいました。 でご覧いただけます。 “戦いと平和の77年間〜詩篇47篇” の続きを読む
米国の戦争の歴史〜伝道者の書
フランスの歴史、家族人類学者のエマニュエル・トッドが「第三次世界大戦はもう始まっている……米国はウクライナを“支援”することでウクライナを“破壊”している」という衝撃的なタイトルの本を書いています。 “米国の戦争の歴史〜伝道者の書” の続きを読む
「平和を求めよ」〜詩篇34篇
詩篇34篇12–14節は新約聖書にも何度も引用される有名な詩篇です “「平和を求めよ」〜詩篇34篇 ” の続きを読む
ランベス会議——女王のことば〜詩篇19篇
日本の内閣改造と統一協会問題が以前として話題になっていますが、多くのヨーロッパ諸国では政治と宗教は不思議な関係の中にあります。ある面で、共有できる伝統的な価値観があって初めて、一部の宗教をカルト的と批判できます。しかし、この日本で、ある宗教をカルトと呼ぶときの基準はどこにあるのでしょうか。注意しないと、政治にカルトの取り締まりを期待することは、信仰者が自分で自分の首を絞めることにつながります。 “ランベス会議——女王のことば〜詩篇19篇” の続きを読む
オリビア・ニュートン=ジョンの死〜詩篇23篇
昨日8月8日オリビア・ニュートン=ジョンが73歳の若さで亡くなったというニュースが入ってきました。彼女の歌声がとっても好きでした。長らく乳癌ばかりか鬱病をも患っていたとのことです。 “オリビア・ニュートン=ジョンの死〜詩篇23篇” の続きを読む
世の終わり?とキリストの勝利〜ヨハネ16:33
今日は広島原爆の悲惨を覚える日です。松井広島市長が、ロシアの文豪トルストイのことば、「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」を引用して、他者を威嚇して自分たちの安全を確保することの愚かさを語ったのが印象的でした。 “世の終わり?とキリストの勝利〜ヨハネ16:33 ” の続きを読む
「御名のために 私に優しくしてください」〜詩篇109篇21節
僕は昨日、福音伝道教団(群馬県、埼玉県を中心の戦前からある福音派の教団)の夏期聖書講座で、猛暑で有名な熊谷市の近くの会議場で詩篇の講義をしてきました(摂氏38.9度だったとか……)。火曜日朝10時半から3時半までの講義でした。新型コロナウィルス感染対策のために延び延びにしていましたら、何と、感染者数過去最高水準のときに開く羽目になってしまいました。参加者は当初二十数名程と予想していたのですが、何と約50名も集まってきました。昨年10月から今年3月まで、同教団の聖書学院で詩篇の講義をしていたのですが、それが好評だったようで、猛暑のコロナ最盛期にもかかわらず多くの方々が集まって来て下さいました。感染対策を徹底して、窓を大きく開けながらエアコンをつけていたような環境でしたが、みなとっても熱心に、詩篇の講義を受けてくださいました。 “「御名のために 私に優しくしてください」〜詩篇109篇21節” の続きを読む
コンセンサスの大切さ——「神のかたち」とは……
新型コロナウィルスの感染者が急増している中で、政府や自治体の対応が後手後手に回っていることが問題にされています。 “コンセンサスの大切さ——「神のかたち」とは……” の続きを読む

