ヘブル人への手紙2章5〜18節「死の力を滅ぼした方に従う幸い」 

2025年4月20日

新型コロナ蔓延のただ中で、「恐怖からの解放者イエス」と題して、ヘブル人への手紙の私訳と解説の本を出版していただきましたが、今回は、326頁の本の要約を30分間でお話しさせていただきます。 “ヘブル人への手紙2章5〜18節「死の力を滅ぼした方に従う幸い」 ” の続きを読む

ローマ人への手紙13章1〜7節「存在している権威は神によって立てられている」

2025年4月6日

ローマ人への手紙13章1–7私訳と関連聖句

歴史上、様々な独裁国家や横暴な支配者が現れましたが、彼らにとって「存在している権威は神によって立てられている」ということばほど都合のよいことばはありませんでした。それがたとえばナチス・ドイツの政権を多くのドイツのキリスト教会が支持した根拠にもなりました。 “ローマ人への手紙13章1〜7節「存在している権威は神によって立てられている」” の続きを読む

ローマ人への手紙12章14〜21節「善をもって悪に打ち勝ちなさい」

2025年3月23日

ローマ人への手紙12章14–21 私訳

人間関係の悩みは、意外に身近な大切な人との関係から生まれます。使徒パウロが、「あなたがたを迫害する者たちを祝福しなさい」と言ったとき、彼にとっての「迫害する者」とは、同胞のユダヤ人でした。 “ローマ人への手紙12章14〜21節「善をもって悪に打ち勝ちなさい」” の続きを読む

詩篇1、2篇「御子に口づけせよ」

2025年3月16日

詩篇1、2篇 翻訳

昔は、「主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ……その人は……ときが来ると実がなりその葉は枯れない。その人は何をしても栄える」という約束が、仕事の成功と結びついて嬉しく思えました。 “詩篇1、2篇「御子に口づけせよ」” の続きを読む

ローマ人への手紙12章1〜13節「巻物の書に私のことが書いてあります」

2025年3月9日

ローマ人への手紙12章1–13 私訳

今日の礼拝で最初に読んだ詩篇40篇6–8節「いけにえも供え物もあなたはお喜びになりません。私の両耳をあなたは開いてくださいました……そのとき申し上げました。『今私はここに来ております。巻き物の書に私のことが書いてあります……みこころを行うことを私は喜びとします。わが神よ……み教えは私の腹の中にあります』」こそ、新約における私たちの礼拝生活を現しています。 “ローマ人への手紙12章1〜13節「巻物の書に私のことが書いてあります」” の続きを読む

エレミヤ51、52章「遠くから……エルサレムを心に思い浮かべよ」

2025年3月3日

「ユダヤ人は、いつユダヤ人になったのか」(長谷川修一著、2023年NHK出版、1000円)という本が多くの人々に読まれているようです。その答えがエレミヤ書29章10、11節に記された、主の「バビロンに七十年が満ちるころ、わたしは……あなたがたにいつくしみの約束を果たして……この場所に帰らせる……それはあなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」ということばにあります。 “エレミヤ51、52章「遠くから……エルサレムを心に思い浮かべよ」” の続きを読む

ローマ人への手紙11章25〜36節「人の回心による不思議」

2025年2月23日

ローマ人への手紙11章25–36 私訳

多くの人々は回心の体験と聞くと、「真理を真面目に探究した結果、また自分の人生に深く悩んだ結果、イエス様以外に救いはないということを発見できた」というイメージを抱きがちです。 “ローマ人への手紙11章25〜36節「人の回心による不思議」” の続きを読む

エレミヤ49、50章「失敗の本質に見られる主のさばき」

2025年2月16日

日本の組織の硬直性を描いた名著に「失敗の本質―日本軍の組織的研究」があります。そこで「成長期には異常な力を発揮するが、持久戦にはほとんど敗者復活ができない。成長期には、組織的欠陥はすべてカバーされるが、衰退期にはそれが一挙に噴出してくる」という結論が記されています。 “エレミヤ49、50章「失敗の本質に見られる主のさばき」” の続きを読む