ルカ20章45節〜21章9節「人はうわべを見るが……」

2009年6月7日

イエスの時代の宗教指導者たちは、一様に、「神の国」の実現を待ち望んでいました。それは目に見えるダビデ王国の再興のときでした。律法学者たちは指導者たちの中でも、特に、目に見えない神のご支配や復活のいのちということに目を向けていました。 “ルカ20章45節〜21章9節「人はうわべを見るが……」” の続きを読む

ルカ20章19〜44節「理想と現実のギャップを超えた神の支配」

2009年5月10日

この世の中には、理想主義者と現実主義者の意見の対立が常にあります。私が神学校で学んだとき、同じ神学生仲間に、理想主義者的なひ弱さを感じました。しかし、現実の牧会の働きのなかで、教会の現実的な成長が見られない中で、大きな焦りを感じました。しかし、聖書を読めば読むほど、神はご自身の理想を常に守りながら、罪にまみれた現実の人間社会を、驚くほどの忍耐を持って導いておられることに感動を覚えました。 “ルカ20章19〜44節「理想と現実のギャップを超えた神の支配」” の続きを読む

ルカ24章36〜53節「現実の生活の延長にある復活のいのち」

2009年4月12日

人は時に、「早いところこんないなや世界から抜け出したい・・・」という思いになります。またときには、「こんな交わりから離れて生きたい・・・」などと思う人さえいるかもしれません。しかし、それは復活の知らせを聞いた弟子たちにもあった心でした。 “ルカ24章36〜53節「現実の生活の延長にある復活のいのち」” の続きを読む

ルカ22章1〜23節「新しい契約としての聖餐式」

2009年4月5日

「旧約と新約の違いは何ですか?」と聞かれたらどのように答えるでしょう。残念ながら、人によっては、「旧約はユダヤ教で、新約はキリスト教です」とか、「カトリックは律法主義で旧約を大切にし、プロテスタントは福音主義で新約を重んじる」などと答えるかもしれません。それからすると、旧約の解き明かしばかりをする当教会などはプロテスタントの異端児になるのでしょうか? “ルカ22章1〜23節「新しい契約としての聖餐式」” の続きを読む

ルカ20章1〜19節「誰のために生きるのか」

2009年2月15日

昨年以来、証券会社や投資銀行の評判は悪くなるばかりで、その一員であった私は、何とも複雑な気持ちを味わっています。先日、日本福音自由教会協議会総会で、不本意にも、四人の役員の一人に選ばれました。担当を決める際に、「先生は金融機関に勤めていたから、会計をしてよ・・」などと言われ、さらに嫌な気持ちになりました。同じ金融機関でも、銀行と証券は水と油です。 “ルカ20章1〜19節「誰のために生きるのか」” の続きを読む

ルカ2章21〜52節「待ち望むということ」

2008年12月28日

僕が17歳のとき、宇多田ヒカルの母、藤圭子が歌って大ヒットした曲があります。それは、「十五、十六、十七と、あたしの人生暗かった。過去はどんなに暗くても、夢は夜ひらく」という危ない内容です。夢は、日の光のもとで開かさなければなりません。もし、クリスチャンの「新生の証し」が、自分の過去を必要以上に暗く描きながら、自分ではない自分になろうとするものであるなら、同じように危ない生き方になることでしょう“ルカ2章21〜52節「待ち望むということ」” の続きを読む

ルカ1章57〜2章14節「人々の期待を超えた救い」

2008年12月21日

経済が予測不能な動きを見せています。たとえば原油先物取引価格ですが、一昨年末には50ドルだったものが今年の7月初めには147ドルの値を付け、その後半年間で四分の一の値に暴落し、先週はついに36ドル以下になっています。情報が瞬時に世界中で共有される時代になって集団心理的な動きが世界規模で加速されているのかも知れません。 “ルカ1章57〜2章14節「人々の期待を超えた救い」” の続きを読む

ルカ1章26〜56節「悲惨の中に見られる神の国」

2008年12月14日

私たちはクリスマスのたびごとに、「人々は苦しみの中で長い間、救い主を待ち続けていた。そして、イエスはこの世界を救う方として二千年前にベツレヘムにお生まれになった。」と語り合います。しかし、一体何が変わったのでしょう?世界は今も貧困と争いが続いています。サタンは「キリストは、暦の数え方以外の何も変えなかった」とささやき続けてはいないでしょうか。 “ルカ1章26〜56節「悲惨の中に見られる神の国」” の続きを読む

ルカ19章28〜48節「勝利への道」

2008年11月23日

福音自由の交わりでは政治見解を超えた一致を大切にしますから、これは政治の話ではありませんが、黒人を自称するオバマ氏がアメリカの大統領に選ばれたということは、マルティン・ルーサー・キング牧師が1963年8月28日のワシントン市のリンカーン記念堂において、「I have a dream」という有名な演説を行った、その「夢」の実現として見ることができるのではないでしょうか。 “ルカ19章28〜48節「勝利への道」” の続きを読む

ルカ19章1〜27節「持っている者は、さらに与えられ……」

2008年10月12日

あなたは、教会で自分の信仰に劣等感を感じたことがないでしょうか。私は、「あの高額の所得を惜しみもせずに……」などと言われたことがありますが、実際には、神学校に入ったとき、感動的な献身の証しを聞きながら、「こんな不信仰な者が牧師になろうとして良いのか……」と深く悩んでいました。 “ルカ19章1〜27節「持っている者は、さらに与えられ……」” の続きを読む